勉強が嫌いな子どもにとって、勉強をすることはストレスの原因です。ときには「勉強したくない!」と親を困らせることもあるでしょう。今回は、勉強したくない子どもの心理や対処法をご紹介します。子どもを理解し寄り添い、子どもの特性や性格にあったアプローチしていきましょう。子どもがなぜ勉強を嫌っているか、原因を理解することが大切です。

できたことをきちんと褒める

どんな小さなことでも、できたことをきちんと褒めてあげましょう。たとえ成功したとしても失敗したとしても、取り組んだ過程も含めて褒めてあげることが大切です。頑張ったのに褒められないと、勉強したくなくなります。

子どもを褒めつつも、子ども自身に勉強の目的を意識させることも大切です。「褒められるため」が勉強の目的になってしまうと、いつまでも自主的に学習しません。褒めることは、あくまで子どもにやる気を出させるためのきっかけであると認識しましょう。

興味のある分野や教科を見つける

勉強したくない子どものモチベーションを上げるためには、本人が興味のある分野や教科を見つけることが必要です。一人ひとり考え方や性格が違うように、得意教科や興味のある分野も人それぞれです。子どもが自分から興味を持った分野があれば、好奇心を引き出してあげましょう。

特に好きな分野がなければ、他の教科と比べて成績がいい教科を選ぶのもおすすめです。人より得意なものがあるのは才能の一つです。好きや得意を引き出す教育は成功体験を生みやすく、学習への自信につながります。

一緒に勉強の計画を立てる

一緒に勉強の計画を立てることは「勉強したくない」子どもが前向きに勉強に取り組む方法の一つです。やる気がないものに対して「自分で計画を立てなさい」と言われると、子どもでなくても苦痛ですよね。苦手なことや嫌いなことほど、誰かにサポートしてほしいと思うはずです。

もちろん、子どもだけの力でやらせることも成長には重要な要素です。しかし親が一緒に考えてあげることで「つらいときには頼ってもいいんだ」という気持ちが芽生えます。

孤独な精神状態で行う勉強は大きなストレスになるものです。親だけは味方だとアピールすることで、精神的に余裕が生まれます。また一緒に勉強の計画を立てることは、子どもの学習意欲や学習能力をチェックするきっかけにもなるでしょう。

目標ごとにご褒美を用意する

勉強したくない子どもにやる気を出させるためには、目標ごとにご褒美を用意することをおすすめします。ただし、子どもがご褒美のためだけに勉強することがないよう心がけましょう。ご褒美のために頑張る子どもは、ご褒美がなくなったりご褒美のレベルが下がったりした瞬間にやる気を失います。

また勉強のストレスがたまると「ご褒美をもらうための努力=苦しい」と脳が覚えてしまい、ご褒美自体に魅力がなくなってやる気を失う原因に。事前に「ここまで頑張ったら〇〇をあげる」というのではなく、頑張った後にサプライズとして渡すのがよいでしょう。

将来の夢から逆算する

子どもの学習へのモチベーションを高めるきっかけとして、将来の夢を聞いてみましょう。子どもにとって人生は長く、大人は遠い存在です。将来の自分と今の自分を結び付けられていない場合があります。

将来の夢を聞き、逆算して必要な勉強量や時間を提示することで、勉強の必要性を認識させましょう。今と未来は別々の時間軸ではなく、今の努力の延長線上に未来があるのだと子どもに自覚させることが大切です。

塾や勉強媒体を活用する

子どもが意欲的に勉強するためには、家庭内でするだけでは限界を感じるかもしれません。無理やり考えた勉強法では、かえってやる気を下げてしまうこともあるでしょう。

そんなときには、学習塾や他の勉強媒体を活用することがおすすめです。子ども用の学習アプリや、学習用タブレットを導入するのもいいでしょう。「勉強したくない」気持ちは勉強が楽しくないことから生じることもあるため、家庭以外で勉強の楽しさを感じられるとモチベーションを上げるきっかけになります。

勉強が楽しい!と感じられる体験を積み重ねよう

「勉強したくない」と思っている子どもを勉強に向かわせるには、子ども自身が勉強に楽しさを感じることが重要です。例えば、ゲームや遊びを通して学んだり、勉強という手段を使って子どもの好奇心を満たしたりする方法が有効です。

そのためには、子ども自身が何に楽しさを感じているのか、親が知る必要があります。勉強=楽しいものだと子どもが認識できれば、親がアプローチしなくても自ら学習に向かってくれるでしょう。

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今回は、勉強したくない子どもへのアプローチ方法や、勉強に対して積極的にさせるためのコツなどをご紹介しました。子どもが勉強に前向きに取り組むための環境づくりにおすすめしたいのが「Wonder Code」です。

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