あらゆるコミュニケーションにおいて「伝える力」は大切です。子どもの伝える力を伸ばすためには、日々のコミュニケーションの中で親がサポートしてあげる必要があります。今回は、人に伝える力を伸ばす方法や、親が子どもの能力を伸ばすためにできるヒントをご紹介します。子どもの個性や性質を尊重しつつ、よりスムーズなコミュニケーションが取れるように手を差しのべていきましょう。

子どもと一緒にできるトレーニング方法

ただ会話を重ねるだけではなく、ゲームや遊びの要素を取り入れることで子どもは楽しみながら人に伝える力を伸ばしていきます。子どもと同じ目線で一緒に楽しみながら人に伝える力を育んでいきましょう。

ここでは、人に伝える力を伸ばすために子どもと一緒にできる方法をご紹介します。

しりとりを繰り返し、たくさんの言葉を習得するトレーニング

人に伝える力を伸ばすためには、子どもの語彙力を増やすことが必要です。語彙力で大切なのは、知っている言葉の数ではありません。TPOに応じて言葉の引き出しを的確に開けて選択する能力も含まれます。そこでおすすめしたいのが、しりとりのトレーニングです。

子どもの語彙力が増えてきたら、しりとりのテーマを決めるのもよいでしょう。ステップアップの例では、食べ物やカタカナ言葉のしりとりなどがおすすめです。他には「自分の好きなものだけでしりとりをしよう」と決めると、子どもの意外な一面が見られるかもしれません。

語彙力を鍛えるトレーニング

しりとり以外で語彙力を鍛えるトレーニングとしておすすめなのが読書です。さまざまなジャンルの本に触れることで新しい言葉や表現がインプットされ、人に伝える能力が向上していきます。また子どもが本を読み終えたら、本の内容を教えてもらいましょう。

語彙力トレーニングにおいては、言葉を覚えるだけではなく、人に伝えるために頭で整理する過程も重要です。またスマホやタブレットのアプリでは、子ども向けの語彙力トレーニングアプリも展開されています。オンラインで遊べるしりとりアプリもありますので、ぜひ一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

「どっちにする?」「好き?嫌い?」の質問を通して感情の言語化トレーニング

人に伝える能力を磨くためには、自分の感情を肯定することが重要です。感情や思考に自信がないと、胸を張って相手に気持ちを伝えることができません。堂々と自分をアピールできる自信が、人に伝える力を後押しします。そこで取り入れたいのが、感情の言語化トレーニングです。

親から子どもに「どっちにする?」「好き?嫌い?」と質問して、子どもの自発的な答えを引き出しましょう。自分の気持ちに素直に従うという経験や、人から尊重されるという経験を繰り返すことで、自分に自信を持てるようになります。

子どもの未来の可能性を広げるなら『Wonder Code』

今回は、子どもが気持ちや思考を人に伝える力を磨くコツや、親のNG行動などをご紹介しました。人に伝える力が磨かれるとコミュニケーションが楽しくなり、家庭や学校での会話が増えるでしょう。

人に気持ちを伝える力を磨くためには、論理的思考力も必要です。物事を体系的に考えることで感情に支配されづらくなり、相手に伝わりやすい言葉で自分の気持ちを表現できます。そして論理的思考力を磨くために取り入れたいのが、プログラミングです。

「Wonder Code」は、ロボットを用いて子どもの知的好奇心を刺激し、ワクワクした気持ちでプログラミングを学べる学習塾です。子どもの人に伝える力を養うためにも、Wonder Codeを通してプログラミング的思考を身につけてはいかがでしょうか。まず無料体験教室や資料請求から始めてみましょう。