「勉強する意味ってあるの?」「どうして勉強しなくちゃいけないの?」と子どもから質問されたら、返答に困る親御さんもいるのではないでしょうか。

とっさに答えた言葉に子どもが納得の表情を浮かべたらいいのですが、なかなかそうもいきません。そこで今回は、多くの親御さんが悩む「勉強する意味とは?」に対する回答の仕方を解説します。勉強する意味を理解したお子さんの姿をイメージしながら、ぜひ最後までお読みください。

決めつけた伝え方はしない

「勉強する意味とは?」と聞かれて「勉強しないと困るから」「いい仕事に就けないから」などと決めつけて返さないようにしましょう。これらは親が決めつけた言葉で、子どもに「勉強=つらい」というイメージを植えつけてしまいます。

親の体験談をもとに話す場合は、少し言い方を変えてみることをおすすめします。

【例】

✖️お母さんは大人になって数学で困ったので、もっと勉強しておけばよかったと思っている
〇お母さんは統計の仕事をしているでしょ?実は数学がんばったのよ

ネガティブよりポジティブな言葉を選び、勉強で得られるメリットを伝えるようにしましょう。

人と比べない

勉強する意味を伝える際「〇〇くんは毎日勉強しているから」とか、「みんな部活や習い事と両立して勉強しているから」のように、周りと比較した表現を使わないようにしましょう。

子どもの自尊心を傷つけるだけであり、良い結果を生みません。勉強は、ほかの人のためではなく自分自身のためにするものです。この原則から離れたアドバイスは、子どもの心に響かないでしょう。

【例】

✖️お隣の〇〇くんは毎日3時間も勉強しているんだって。あなたも頑張りなさい
〇あなたは言葉が上手だから、国語の勉強をしたらもっともっとできるようになるんじゃないかしら!

人と比べず、その子自身の特性や能力を大切にしながら、モチベーションの上がる言葉を選びましょう。

わからないことを誤魔化さない

子どもは突然、親に質問します。たとえば「算数なんて計算機があればいらないよね?」と聞かれた場合、とっさに「とにかくやるの!」と答えるかもしれません。

確かに難しい計算は電卓があれば事足ります。しかし親が「電卓を使うより、自分の頭で考えることが大事!!」と返せば、子どもは反発するだけでしょう。この場合「あなたはどう思う?」と問い返したり、算数のさまざまな要素が生活にどう活かされるのか一緒に考えたりします。誤魔化さず調べる、これが勉強です。

学びを深め、将来に役立たせるには『Wonder Code』

今回は、子どもが勉強の価値を知る大切さ、そして子どもからの「なぜ勉強するの?」などの質問にどう答えたらいいのかなどについて解説しました。子ども本人が勉強する意味が分かると努力を続けられるようになりますし、勉強によって喜びや楽しさを味わい、自らの人生をより豊かにできるようになります。

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