子どもが勉強に集中できていない姿を見ると、保護者としては心配になってしまいますよね。今回は、子どもが勉強に集中できない理由や改善方法をご紹介します。勉強に集中できていないときは、子ども自身もストレスを感じているものです。無闇に叱らずに子どもが抱えている問題と向き合い、心に寄り添いながら現状を改善していきましょう。

「勉強は楽しい」と認識してもらう

子ども自身が「勉強は楽しい」と認識することで、遊びやゲームをするときのように勉強に取り組めるようになります。例えば勉強のためにスマホアプリやタブレットのゲームを取り入れたり、漫画やキャラクターが多く描かれている参考書を買ったりすることなどがおすすめ。子どもの好奇心を後押しすることで、楽しいと思ってもらいやすくなります。

また、苦手な教科をフォローすることも大切ですが、得意な教科や好きな教科を伸ばすことも重要なポイントです。長所を活かすことで自己肯定感が育まれ、学び自体に楽しさを見出せるきっかけになるでしょう。

遊びと勉強のメリハリをつける

子どもが勉強に集中するためには、遊びと勉強のメリハリをつけることが大切です。学習環境を整えることはもちろん、タイムスケジュールの管理も意識しましょう。例えば「30分間だけ勉強に集中する」「勉強時間が終わったら好きなことをしてもいい」のように、オンとオフを切り替える習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。

最初は10分や20分など短い時間でも構いません。短時間だけでも一つのことに集中する習慣を続け、少しずつ時間を伸ばしていきます。勉強時間が終わった後の自由時間が子どもにとって報酬として認識されることで、報酬を得るための勉強に真剣に取り組んでくれます。

勉強時の姿勢を見直す

子どもの集中力が続かないときは、勉強時の姿勢を見直してみましょう。猫背で前のめりの状態で勉強していると、体が痛くなり呼吸も浅くなります。頭に酸素が回らなくなり、集中力も欠如しがちです。背筋を伸ばして良い姿勢で学習できるように、机や椅子の高さ・角度を調整してあげましょう。

まずは短時間から始めてみる

子どもが長時間集中できないときは、まずは短時間の学習から始めてみましょう。例えば、勉強に集中するための手段の一つに「ポモドーロ・テクニック」があります。ポモドーロ・テクニックは、25分間の集中と5分間の休憩を繰り返す勉強方法です。25分+5分を1セットとし、4セット繰り返すことを目標にしましょう。

子どもが集中していてもピッタリ25分で休憩することで「もう少しだけ勉強に取り組みたい」という気持ちを育みます。また25分間を繰り返すことで作業の見積りがしやすくなり、子どもが計画的な勉強方法を意識するようになります。

褒めてやる気を伸ばす

勉強に集中するためには、学習意欲を伸ばすことが効果的です。子どもの頑張りを軽視せず、一つひとつの成果をしっかりと褒めてあげましょう。もし思ったような成果が出なくても、努力自体を褒めることが大切です。

ただし、子どもが「褒められるためだけに頑張る」という状態にならないよう注意しましょう。褒める行為はあくまで学習意欲の後押しであり、勉強の目的ではありません。子どもが勉強するための理由を見つけるためにも、まずはモチベーションを上げてあげてくださいね。

楽しく勉強に集中するなら『Wonder Code』

今回は、子どもが勉強に集中できない原因や改善方法をご紹介しました。子どもが勉強に集中するためには、子ども自身が学びに能動的になる必要があります。「勉強は楽しい」と思うためのきっかけとしておすすめしたいのが、「Wonder Code」です。

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