子供を持つ親は、できることなら子供に将来の夢を叶えてほしいですよね。大人になったときの姿はとても先の話のように思えますが、今からでも子供の将来の夢を叶えるためにできることがあります。

子供がなりたい職業を持っているなら、ぜひ応援してあげましょう。頑張り方を教えてあげる、努力の分だけ褒めてあげるなど、親が日常生活の中でできることも多くあります。この記事では、子供がなりたい職業に就くために親ができること、してはいけないこと、子供への具体的な声かけについて解説します。

なりたい職業・将来の夢がある子供にかけられる言葉

なりたい職業や将来の夢がある子供に対する声かけを迷うこともありますよね。この章では子供への効果的な声かけと親の姿勢について解説します。

1.「それは、いいね」と肯定する

まずは子供のなりたい職業や将来の夢を肯定するように声をかけましょう。身近な親が自分の夢を否定せずに聞いてくれると、子供もとても嬉しいはずです。親の肯定は子供の安心感につながり、自分の想いや気持ちを表現しても大丈夫だと感じるでしょう。他にも「楽しそうだね」「かっこいいね」「素晴らしい仕事だね」などポジティブな反応で受け止めてあげることも大切です。

2.「へえ、どうしてそう思ったの?」と興味もつ

子供の夢に心から興味を持って話を聞いてみてください。もしかしたら、子供はなりたい職業の話をしたくてうずうずしているかもしれません。「へえ、どうしてそう思ったの?」とニコニコしながら親が問いかけてくれたら、子供も楽しい気持ちになるでしょう。「いつからそう思ったの?」「どんなところがいいなと思ったの?」など子供が話しやすいような質問もいいですね。

3.「じゃあ、今どんなことをしたらいいかな?」と問いかける

将来の夢をかなえるために今どんなことをするか、子供自身が考えるように促してみましょう。子供の出した答えが、正解ではなくても大丈夫です。自分で目標を決めて、自分で考える練習になり、親子で対話する良い機会になります。

「今どんなことをしたらいいかな?」の他にも「〇〇の仕事をしている人は、どんな努力をしたのかな?」「お仕事をするために、どんな人になったらいいかな?」でもいいでしょう。子供がプレッシャーを感じないように、あまり難しく考えずに気楽な感じで聞いてあげてください。

4.「なりたい職業についている人に話を聞きに行こうか」と誘う

子供の夢が身近な職業であれば、実際に会いに行ってみてもいいでしょう。お店であれば買い物をすることで、なりたい職業の人に接することができます。実際に会えなくても、YouTubeなどの動画コンテンツで、子供がなりたい職業について親子で調べてみるといいかもしれません。

具体的なイメージを持つことは大切であり、もし実際に働いている人に話をきけたら仕事をする上で大変なことも教えてくれるかもしれません。例えば親から「その仕事は朝早くて大変だよ」と言われた場合、否定されたかのように受け止めてしまう子供もいます。しかし仕事の現場を見て、楽しそうに見える仕事の大変な面を知れば、子供にとっても学びになるはずです。

5.「なりたい職業が見つかって良かったね」と応援する

子供のなりたい職業が親の望む職業でなくても「なりたい職業が見つかって良かったね」と応援する姿勢を見せることも大事です。子供時代のなりたい職業に実際に就く人は少数かもしれません。とはいえ将来の夢を持つことが無駄になるわけではありません。

子供がなりたい職業に就けるかどうかはわかりませんが、子供の夢を応援しているというメッセージを伝えてあげましょう。子供自身の意欲も上がり、将来の夢への努力を続けられるはずです。他にも「将来の夢があるのはいいね」「なりたい職業があるなんて素敵だね」など、職業の良し悪しではなく、子供自身が夢を持てたこと自体を応援してあげてみてください。

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