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リビングで勉強する場合、勉強机は必要?
家庭によっては子ども部屋がないことも珍しくありません。またリビングやダイニングなどの家族共用スペースで勉強する習慣がついていることもあるでしょう。「学習机って本当に必要?買ってから使わない可能性もあるし……」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、リビングで勉強する場合でも勉強机を用意することをおすすめします。理由は、勉強机を用意することで子どもの自己管理能力が鍛えられるからです。勉強机の目的は学習のためではありますが、役割は勉強だけではありません。
子どもが「ここは自分のエリアだ」と思える場所を用意することで、パーソナルスペースが養われ心の安定につながります。集中力のオンオフを切り替えるきっかけにもなり、生活と学習のメリハリもつけやすくなるのです。
さらに収納や片付けなど物を管理する習慣が生まれ、自立心を養う道具にもなります。学習机は、子どもにとって初めて与えられる「自己責任で管理する空間」です。責任感を含むさまざまな能力を育むためにも、ぜひ勉強机の導入を検討しましょう。
学習机だけでなく、環境自体を整えよう
学習机は、子どもが主体性を持って勉強に取り組むための大きなきっかけになります。しかし、勉強に集中できる環境は子どもによって異なるものです。子どもの性格によっては、学習机を導入してもなおリビングで勉強するほうが集中できる場合もあるでしょう。
実際には用意してみないとわからないものですが、親が子どもを観察し、環境を提供することが大切です。例えば無音だと集中できる子もいれば、ラジオや音楽が流れているほうが集中できる子もいますよね。学習机を用意して終わりではなく、プラスアルファの要素を加えてさらに環境を整備しましょう。
音以外にも照明の明るさやタイプで集中力が変わる子もいます。学習机に備え付けの蛍光灯が眩しい場合は、暖かみのある光に変えるのも一つの手段です。親のやりやすい方法を押し付けず、できる限り子どもの意見に寄り添った環境づくりを心がけてくださいね。
子どもの勉強環境を整える際の注意点
子どもの勉強環境を整える場合は、いつでも変化させやすい状態を維持することが大切です。年齢・性格・勉強の内容や難易度など、学習のしやすさを変化させる要因は多く存在しています。
例えば子どもが「いつもは勉強机を使っているけれど、今日はリビングで勉強したい」と思った場合、リビングのテーブルが食器やゴミであふれていてはモチベーションが上がりませんよね。子どもが勉強できる環境を学習机以外にも複数用意・維持しておくことが、学習の継続につながります。
また細かい点ですが、注意したいのは子どもの足の裏が床に付いていることです。足の裏をしっかり付けると体が固定され、集中力が維持されやすいだけではなく姿勢もよくなります。椅子の高さが足りない場合は踏み台を導入するのもよいでしょう。
子どもが勉強に前向きになるためには、周囲の環境が大切
子どもが勉強に前向きになるためには、周囲の協力が欠かせません。例えば子どもがいくら勉強したいと思っても、家族がテレビを大音量で観ていたり、年の離れた兄弟の泣き声にうるささを感じたりする場合は、なかなか取り組めないものです。
勉強時間を阻害する要素が多いことで、学習自体にネガティブなイメージを持ってしまうこともあります。もちろん家庭によってできることは限られていますが、可能な限り本人の希望に沿った環境を提供できるよう善処しましょう。
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今回は、子どもの学習習慣にとって大きなポイントとなる学習机についてご紹介しました。勉強するためのパーソナルスペースが確保されると、自主性や自立心などが育っていきます。能動的に勉強できる環境づくりのために、子どもの好みや気持ちをリサーチしながらサポートを行いましょう。
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