【この記事の目次】
子どもの勉強のやる気が落ちる両親の行動
以下に、子どもの勉強のやる気が落ちる両親の代表的な行動をご紹介します。
- 子どもの行動を先取りして指摘する(例:子どもが勉強しようとしたときに「勉強しなさい」と言う)
- 間違いを厳しく指摘する・叱る
- 成果に正当な評価をしない
- 高い目標だけを押し付けてくる
- 同年代や兄弟と比べる
中でも勉強に関しての厳しいしつけは、学業へのネガティブイメージを固定させかねません。勉強は義務教育の間だけではなく、高校大学はもちろん社会人になっても続いていく生涯の営みのひとつです。
自分から勉強に取り組める人間性を養うために、知的好奇心を満たす喜びを教えられるような教育をしていきましょう。勉強は苦しいだけではなく「知らないことを学べる」という側面で楽しいものであると伝え、親が率先してその姿を見せていくことが教育につながります。
勉強のやる気がなくならないために……今後の対策!
ここでは今後の対策として、子どもの勉強へのモチベーションを失わせないポイントなどをご紹介します。大人でも子どもでも、やるべきことに対して「やる気が出ない」と思ってしまうのはよくあることです。定期的に心身に休息を与えながら、長期的な学習に取り組めるようサポートを行いましょう。
褒める癖をつける
子どもの勉強のやる気をなくさないために、日常的に子どもを褒める癖をつけましょう。一般的に、親から褒められて自信を失う子どもはいないものです。ただしわざとらしい褒め方だと子どもも疑ってしまうため、何かしらの変化や根拠に基づいた声かけを行うことが大切です。
成績が一点でも上がったときはもちろん、結果に反映されなくても努力を継続できたことを褒めましょう。学習では、成長よりも停滞のほうが長いものです。なかなか報われない期間を乗り越えるために、勤勉に取り組んでいる姿を肯定的に捉え、ポジティブな言葉を与えててみください。
モチベーションを一緒にあげる
親子のコミュニケーションの一貫として、一緒にモチベーションを上げる機会を取ることも大切です。例えば外食で美味しいものを食べたり、娯楽施設に遊びに行ったりすることもやる気を上げる方法のひとつです。
勉強は何年も長期的に続いていく習慣のため、定期的に息抜きを取り入れて精神的なメリハリを付けることが求められます。やる気や集中力を維持し続けるために、子どもがストレスをため込む前にリフレッシュしましょう。親子で一緒に楽しめば、それぞれが勉強に仕事にとやる気を蓄えられます。
勉強時間を決めて習慣化する
勉強のやる気を維持するためには、日々の勉強時間を決めて習慣化させることをおすすめします。例えば部活から夕食までの間、夕食からお風呂までの間などのように、各家庭や子ども自身のライフスタイルと合わせて定期的な学習時間を設定しましょう。
勉強に慣れていない子どもは、習慣化させるまではストレスを抱えやすい傾向にあります。しかし洗顔や歯磨きと同じように、一度習慣に根付かせれば自然と取り組みやすくなります。勉強時間と遊びの時間のメリハリを付けることがモチベーションの維持につながるでしょう。
子どもの勉強のやる気を支えよう
子どもが主体性を持って勉強に取り組み続けるためには、親が環境をサポートすることが大切です。勉強を最優先にしすぎて子どもの自由やプライベートを制限していないかや、子どもが周りの友達と比べて劣等感を抱いていないかなどをチェックしながら、快適な学習環境を用意しましょう。
成功体験が続いていけば自然とモチベーションは上がりやすいものです。勉強のやる気において大切なことは、停滞期をどう乗り越えるかだといえるでしょう。結果が出なくても叱らず、勤勉であることを評価して信頼関係を築いていくことが求められます。
親に信頼されているという事実は、子どもにとってプレッシャーになると同時に精神的な支柱にもなります。ありのままの姿を肯定的に捉え、子どもの夢や目標に向かって同じ目線で歩んでいきましょう。
将来のために、子どもが楽しく学ぶなら『Wonder Code』
今回は子どもの勉強のやる気が出ない理由や、やる気を出すための方法などをご紹介しました。子どもが能動的に勉強に取り組むためには、勉強の楽しさに気づいてもらう必要があります。学校の授業だけではワクワクできない場合、習い事や課外活動などを通して学ぶのもよいでしょう。
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