職業以外にも!プログラミング学習が子どもに与えるメリット
ここでは、プログラミング学習が子どもに与えるメリットをご紹介します。仕事の選択肢を増やしてくれるプログラミングスキルは、子どもの日々の生活における幸福度を上げるためにも役立つもの。
もちろん、大人が学んでも同様のメリットを得られるでしょう。
論理的思考力が鍛えられる
子どもがプログラミングを習うことで、論理的思考力が鍛えられます。
プログラミングでは最初に目標やゴールを設定し、そこに至るまでの過程や方法を考えていきます。目標達成までのルートを逆算する工程で、物事を体系的に考える能力が身につくのです。
またプログラミングでは、学習の過程で必ずと言ってよいほどエラーが発生します。学習書通りにコードを組み立てたのにうまく表示されない、という事態は日常茶飯事。問題が発生したときに原因を分析し、トライアンドエラーを繰り返すなかで課題発見能力・問題解決能力も養われていくでしょう。
コミュニケーション能力が鍛えられる
プログラミングでは、一人でパソコンに向かう孤独な作業をイメージする人も少なくありません。しかし実際の作業では、他者とのコミュニケーション能力が重要視されます。スケジュールや工程を他者と共有・管理したり、仕様書を正しく読み取ったりするスキルが必要なのです。
一つのWebサービスを開発・製作する場合も、一人で行うとは限りません。他のプログラマーやエンジニアと円滑なコミュニケーションをとるからこそ、スムーズに作業が進行していきます。子どもがプログラミングのレッスンを受ける場合は、講師やクラスメイトとの交流の中で社交性も育まれていくでしょう。
デジタル技術やデジタルデバイスに慣れることができる
デジタル化社会が進む昨今では、社会で活躍するために最低限のデジタル・ITスキルやリテラシーが求められます。子どもの頃からプログラミングを学ぶことで、パソコンやタブレットなどを通してデジタル技術やデバイスに慣れることができるのもメリット。
デジタルデバイスに苦手意識を持ったまま大人になると、社会に出た後に必要以上の苦労やストレスを抱いてしまうものです。またプログラミング学習の中でインターネットとの付き合い方も学べるため、子どもの安全や将来を守るためにも役立ちます。
自分ならではの創造力が鍛えられる
プログラミング学習は子どもの創造力を引き出してくれます。創造力とは、自分が培ってきた知識や情報を駆使してゼロからモノを創り出す能力です。プログラミングではさまざまなサービスやページを創造できますが、実際にはアルファベットや数字、記号のみで形成されています。
しかしその組み合わせはまさに無限大であり、人間の想像力と創造力には限界がないことを教えてくれます。目指すゴールが一つであってもそこに至るまでの過程は人それぞれであり、子どもが自分らしさを獲得するためのサポートしてくれるのです。
学校でプログラミングは教えてもらえる?
小学生の子どもを持つ保護者にとって、2020年から小学校でプログラミングが必修化されたことは記憶に新しいでしょう。「わざわざ習いごとに行かなくても学校でプログラミングを習えるのでは?」と思うかもしれませんが、実際に小学校でプログラミングの授業を受けられるとは限りません。
なぜならプログラミングの必修化では、プログラミングという授業や科目が増えるわけではないからです。プログラミングの必修化は、国語・算数・理科・社会など、既存の科目の中で「プログラミング的思考」を組み込む授業方針を指します。
小学校では、プログラミングで活用するような思考力を鍛えるカリキュラムは受けられるものの、専門的なプログラミング技術を習得できるわけではありません。そのため、実践的なプログラミングスキルを学ぶためには家庭学習や習いごとがほぼ必須であるといえるでしょう。
プログラミングスキルを楽しく伸ばすなら『Wonder Code』
今回はプログラミングスキルが必要な仕事や、子どもがプログラミングを学ぶメリットなどをご紹介しました。
子どもがプログラミングを学ぶために必要な要素は、興味や関心です。スポーツや学校の勉強と同様に、子ども自身が主体性を持って学習に臨むことが重要です。ワクワク感を抱きながら取り組むことで、学習効果はさらに上がっていくでしょう。
Wonder Codeでは子どもの知的好奇心を刺激するロボットを用いて、楽しくプログラミングを学べます。「子どもに楽しみながらプログラミングを学んでもらいたい」と思っている人は、ぜひこの機会に無料体験教室や資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。