タブレット学習教材を選ぶ際のポイント
ここでは、タブレット学習教材を選ぶ際のポイントをご紹介します。タブレット学習のメリットを引き出し、デメリットをフォローするような教材をセレクトしていきましょう。子どもの意思や意見を尊重しつつも、学習にしっかりと結びつくサポートを保護者が行うことが大切です。
予算を決めて金額システムを確認する
タブレット学習では、タブレット端末自体の金額・インターネットの月額料金・学習サービスの利用料金・学習アプリの有料プランなどに対して、コストが生じます。また、学習の進捗に合わせ、必要な料金は変動していきます。
タブレット学習を無理なく進めるためには、予算を決めた上で金額システムを確認することが大切です。子どもが主体性を持って学習に臨んでいるにもかかわらず、家庭の金銭的な理由で学習を中断することがないよう、無理のない選択が求められるでしょう。
無学年学習が採用されているかを確認する
タブレット学習ならではの魅力といえるのが、無学年学習が採用された学習ツールの充実です。学校では画一的な授業が行われるため、能力が高い子どもや成績がよい子どもは退屈してしまう場合もあるでしょう。その点、無学年式の学習では、学年の区切りがなく子どもの成長に合わせてさまざまなことを学べます。
子ども向けタブレット教材では無学年学習を取り入れているサービスやツールが幅広く展開されているため、ぜひ積極的に取り入れましょう。無学年学習では得意分野を伸ばすだけではなく、苦手分野をじっくりサポートすることも可能です。
管理機能・サポート体制を確認する
タブレット学習を導入する際、使用するタブレット端末に応じて、管理機能や企業のサポート体制などを確認することをおすすめします。例えば、特定のアプリを使えなくする機能や一日の利用上限を定める機能、保護者が遠隔操作する機能などがあるかをチェックしておくとよいでしょう。
また、故障時や紛失時のサポートも確認しておくと、万が一の場合でも安心です。その際に特に気をつけたいのが、初期の導入費用が異常にリーズナブルなタブレットです。このような教材は、サポート保障が高額になっていたり、メンテナンスやアフターサポートに不安が残ったりする場合があります。
子どもがタブレット学習をする際の注意点
ここでは、子どもがタブレット学習をする際の注意点についてご紹介します。タブレット端末は学習ツールであると同時に、子どもにエンタメを提供する道具でもあります。学習を通して、デジタルデバイスとの上手な付き合い方も同時に学んでいきましょう。
学習以外の使用を制限する
タブレット学習を導入する際は、学習以外の使用を制限することが基本です。特に市販のタブレットを購入して家庭学習に充てる場合は、学習に必要ではないアプリをインストールできない設定にすることを推奨します。アプリストア自体を子どもが開けなくする設定があれば、なおよいでしょう。
この際、タブレットを通してエンタメ要素を感じられなくなる分、子どもが楽しみながら学べるツールの導入が必要です。タブレット学習のメリットにはデジタルデバイスへの苦手意識払拭も含まれるため、エンタメ要素をなくす代わりに、「楽しい」と思える環境を整えるとよいでしょう。
管理や扱い方には十分注意する
タブレット学習において最重要ともいえる要素が、端末の管理や扱い方です。タブレットの扱い方によっては、当たり所が悪ければ一回落としただけで故障してしまうことも。大人でも、タブレットやスマートフォンをうっかり落としてしまうことはありますよね。元気な子どもであれば、なおのこと注意が必要です。
そのため、タブレット用の衝撃吸収ケースや画面保護用シートの導入はもちろん、濡れた場所や不安定な場所では使わないようにするなどのルールを設けていきましょう。また、故障した際に発生する金額の大きさを伝え、子ども自身に自覚を持ってもらうことも大切です。
タブレットを使用する環境を整える
タブレット学習をするにあたって、タブレット端末を使用する環境を整えてあげることも大切です。姿勢や視力の悪化を防ぐために机や椅子を新調したり、目に優しい照明に変えたりすることなどを意識しましょう。また、タブレット本体だけで使うのではなく、タブレットを立てかけて使えるタイプのケースを使用することもおすすめです。
回線の速度が遅くタブレット学習に不備が生じる場合は、インターネットの環境を一新するのもよいでしょう。タブレット学習に限らず、子どもにとって学習しやすい環境は一人ひとり違うものです。学ぶ場所を自室だけに限定せず、家族の公共スペースや図書館などを利用することも検討しましょう。
楽しくデジタルデバイスに慣れるなら『Wonder Code』
今回は、子どものタブレット学習のメリット・デメリットや、導入する際の注意点などをご紹介しました。
デジタルデバイスを通じて得られた情報技術の知識やITリテラシーは、子どもの将来の選択肢を広げるための要素になります。ぜひタブレット学習の機会を用いて、インターネットやSNSとの付き合い方などを教えていきましょう。
Wonder Codeでは、ロボットやプログラミングを用いてよりデジタル技術を身近に感じられるメソッドを取り入れています。プログラミング学習では論理的思考力や問題解決能力も育まれるため、子どもの学習やスキルアップをサポートできることでしょう。ぜひこの機会に、無料体験教室や資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。