子どもの教育に生かせる!なくならない仕事5選

ここでは、将来なくならない仕事として考えられる職業をご紹介します。世の中の職業の需要は変動しやすく、過去には「絶対に安泰だ」といわれていた職業でも社会の変化によって失われてしまう可能性があります。子どもの夢をサポートするためには、どのような技術を身につければ継続性があるかを考えていきましょう。

介護士

AIの発達により、介護医療の現場にロボットが参入し始めています。しかし、どれほどAIが優れていても介護士の仕事が淘汰されることはないでしょう。なぜなら介護は、高齢者との「共感」の概念によって成り立っている仕事だからです。

例えば高齢になって一人でトイレに行けなくなってしまっても、ロボットがいればすべてのケアを担当できるでしょう。しかし本人にとっての問題は「トイレ行けない」という表面的なものだけではありません。トイレに行けなくなってしまった自分自身へのショックや絶望などの、内面的な問題が存在しています。

どんなに優秀でも、心のないロボットでは高齢者のメンタル面をケアすることは不可能といえるでしょう。心理的な問題は、メンタルに関する疾患を引き起こす可能性があります。介護では、人と人同士の共感が存在していることが重要なのです。

カウンセラー

介護士と同様に、相手と心を通わせることが重要なカウンセラーの仕事も、AIに奪われにくいと考えられます。患者の状態を把握するための質疑応答や処方箋の選別などはAIでも可能ですが、カウンセリングでは実際に患者の表情を見ながら話すことでしか得られない情報も多く存在しています。

またカウンセラーの利用者の多くは、心に傷や疾患を抱えていたり、悩みや不安で苦しんでいたりする人たちです。「誰かに話を聞いてもらいたい」「苦しみに共感してほしい」という要望は、心を持っている人間にしかかなえられません。

プログラマー

プログラマーは、今後どんどん需要が高まっていく職業だと予想されます。プログラミングはパソコンやロボットなどに使われているイメージがあるかもしれません。しかし実際のところ電化製品や車、信号機などのあらゆる機械はプログラミングによって動いています。

AIの発達は機械の発達と同義です。AIによって奪われる仕事が増えるほど、AIにかかわる仕事は増えていくものです。なかでもプログラマーは、AIのデータ処理や適切な行動を管理するための重要な仕事といえます。プログラミングスキルを取得できれば、アプリケーションやゲームなどのエンタメ分野でも活躍できるでしょう。

芸術関連の職業

芸術に関わる仕事は、AIによって奪われることはほぼありません。とはいえ、AIによるアート技術の進歩は目覚ましいものがあります。今後の芸術においては、AIが描いたといわれなければ多くの人の心を動かせるような感動的な名画・名曲も生まれるでしょう。

しかし、それでもなお人間による芸術は失われません。芸術とは本来、感性・人生・感情・主張・感想などを具現化する工程であり、どの要素もロボットにはないものです。AIによる芸術という新しいカテゴリーが生まれることはあっても、人間の芸術分野が軽視されることはないでしょう。

ただし、商業的な要素が強いイラストレーターや作曲家などは、AIにより淘汰される可能性が高いと考えられます。AIに奪われない芸術関連の職業では、今まで以上に個性や実績が必要になるでしょう。

営業職

AIにより販売職の一部は淘汰される可能性はありますが、商談やサービストークを必要とする営業職は将来も活躍し続けることは考えられます。なぜなら営業職は、AIには難しいとされる複雑なコミュニケーションを必要とするからです。

営業職に求められる能力は、商品やサービスの知識だけではありません。顧客が何を求めているのかを推察する能力や、心理や本音を巧みに引き出すスキルなども含まれます。ただの商品説明だけで終わらない営業職は、AIがさらに普及しても求められるでしょう。

近い将来で、常識やサービスが覆る可能性も…

子どもの将来を考える際に気をつけたいポイントは、今ある職業が将来も存在しているとは限らないことです。例えば車や電車が生まれるまでは、人力車や馬車の運転手に需要が集まっていました。車や電車という概念すらなかった当時の人たちにとっては、移動に必要な彼らの仕事がなくなるとは思っていなかったでしょう。

しかし時代は流れ、新しい技術が生まれ、今や人力車や馬車は特殊なサービスやシチュエーションで親しまれるのみになりました。車や電車が馬車や人力車を淘汰した流れと同じことが、今後の世の中でも必ず発生します。

日々膨大な情報が発信され、目まぐるしく技術が進化し続ける現代社会。職業の拡大や縮小においても、当たり前のことは何一つありません。特定の職業だけを目指して専門的な能力を養うよりも、総合的に役立つ能力を伸ばしたほうがベターであるといえるでしょう。

10年後も使えるスキルを学ぶなら『Wonder Code』

今回は、AIに淘汰される可能性がある仕事や、将来なくならない仕事をご紹介しました。

子どもが将来の職業選択で困らないためには、子どもに秘められた総合的な能力を伸ばす必要があります。例えばコミュニケーション能力・論理的思考力・創造力・想像力などは、AIが活躍する未来でもあらゆる職業で求められるでしょう。

これらの能力をバランスよく伸ばせる習い事として注目されているのが、プログラミングです。Wonder Codeではロボットを用いたメソッドを取り入れており、子どもがワクワクしながら楽しめる環境でプログラミングを学べます。

さらに、デジタル知識やデバイスに慣れ親しんでおくことは、子どもの将来を広げるためのサポートになるでしょう。ぜひこの機会に、無料体験教室や資料請求などから始めてみてはいかがでしょうか。