子どもの決断力を鍛える4つの方法
ここでは、子どもの決断力を鍛える方法を4つご紹介します。
- できる限り、自分のことは自分で決めてもらう
- 子どもの決断を尊重し、否定しない
- 子どもの個性や特性を伸ばし、アイデンティティを養う
- 慣れるまでは、クローズドクエスチョンの問いかけから始める
決断力を鍛えることで子どもの人生はさらに生きやすいものになり、子ども自身にも責任感が芽生えます。日常の中に決断力を鍛える方法を取り入れ、子どもの生活をサポートしていきましょう。
できる限り、自分のことは自分で決めてもらう
子どもの決断力を鍛えるためには、できる限り自分のことは自分で決めてもらうことが大切です。例えば、学校に着ていく洋服や履いていく靴・宿題のスケジュール・自室のレイアウトなど、生活の中で子どもに多くの選択肢を与えてみましょう。
もちろん子どもだけでは判断が難しいシーンもありますが、自分の個性や意思を尊重する経験を積み重ねることで、自然と決断力が高まっていきます。「何かを選ぶことは怖いことではない」と子ども自身が認識してくれる状態をつくりましょう。
子どもの決断を尊重し、否定しない
子どもが意思決定を行ったときには、決して否定せずに選択を尊重することを心がけてください。子どもにとって、意思決定の一つひとつは自分らしさの主張でもあります。考えた末の決断を否定されると、自分自身を否定されたように感じてしまうのです。
その結果、子どもは保護者に叱られない選択や、保護者にとって好ましいと思われる選択をするようになります。周囲に合わせるだけの選択は、いくら回数を重ねても決断力とは結びつきません。子どもが安心して物事を決断できる環境をつくることが大切です。
子どもの個性や特性を伸ばし、アイデンティティを養う
子どもの決断力を鍛えるためには、子どもの個性や特性を伸ばすことが求められます。意思決定のためには、「これがいい」「これは嫌だ」「こっちの方がマシかな」などの気持ちが必要です。しかし物事に興味や関心がない子どもは、すべての選択肢において「なんでもいい」「どうでもいい」のような気持ちを持ってしまいます。
自分は何が好きで何が嫌いなのかを理解することは、決断力の高まりに直結します。子どもの個性を引き出すためにさまざまな経験をさせたり、意思決定を尊重したりする習慣を繰り返していきましょう。
慣れるまでは、クローズドクエスチョンの問いかけから始める
決断力を鍛えるためには自由な意志を尊重することが大切ですが、慣れないうちは「どうやって決めればいいのかわからない」と悩んでしまうこともあります。不安や焦りは決断力の低下につながるため、まずは子どもが安心して選択できる質問を心がけましょう。
おすすめしたい方法が、回答する選択肢があらかじめ定められているクローズドクエスチョンです。例えば「晩御飯は何がいい?」よりも「ハンバーグとカレーどっちがいい?」のほうが答えに悩みにくいですよね。最終的な選択は子どもに委ねつつ、答えやすい問いかけを意識してみましょう。
決断力を鍛えるためにおすすめの習い事は『Wonder Code』
今回は、決断力の意味や子どもの決断力を鍛える方法などをご紹介しました。
決断力は、さまざまな能力が合わさって養われるスキルです。例えば論理的思考力・想像力・コミュニケーション能力・問題解決能力・情報収集能力などを総合的に伸ばすことで、決断力も自然と高まっていきます。
上記に挙げた非認知能力をバランスよく伸ばせる習い事が、プログラミングです。『Wonder Code』では授業にロボットを取り入れ、子どもがワクワクしながら学べる学習環境を提供しています。ぜひこの機会に、無料体験教室や資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。