スマホ、ゲーム、漫画…娯楽を制限するコツは?

子どもが家で勉強できない理由として、スマートフォンやゲームなどの娯楽との距離が近いことが挙げられます。ここでは、娯楽を制限するためのコツをご紹介します。ただ子どもから娯楽を取り上げるだけではなく、子ども自身が娯楽との適切な距離感を保てるようにサポートしていきましょう。

娯楽をご褒美にしない

娯楽を制限するためには、娯楽自体をご褒美にしないことが大切です。例えば「勉強が終わったらゲームをしていいよ」と伝えてしまうと、ゲームで遊ぶためだけに答えを写したり、適当な解答をしたりしてしまう可能性があります。娯楽用品を捨てる必要はありませんが、勉強に真剣に取り組むための目的を設定したり、環境を整備したりする必要があることを覚えておきましょう。

保護者も一緒に娯楽を楽しみ、切り替え時のメリハリを見せる

保護者も一緒に勉強することで子どもに倣わせるように、娯楽も親子で一緒に楽しむことをおすすめします。学習の時間になったらすぐに切り替え、勉強に気持ちを向ける姿を見せましょう。楽しいことも面倒臭いことも親子で共有することが、子どもの自制心や自立心を育むためのサポートになります。

スマートフォンの制限モードは必要に応じて活用する

子どもにスマートフォンを触らせないために、制限モードを取り入れることは簡単です。しかし強制的な制限だけでは、根本的な解決になりません。子どもが自分でメリハリをつけられる状態を理想としながら、必要に応じて使い分けることが大切です。

例えば最初のうちは制限モードを活用しながら、子どもの成長に沿って制限を取り払っていきます。もしくは最初から「スマホを制限することはできるけれど、〇〇(子ども)を信用しているから使っていないんだよ」と伝え、子どもへの信頼をアピールする方法もよいでしょう。

子どもが学習に集中できない根本的な原因を理解することが大切

子どもが家で勉強できない場合、根本的な原因を理解することが大切です。もちろん「勉強が嫌い」や「宿題が面倒臭い」のようなシンプルな原因の可能性もありますが、友達と喧嘩をして嫌な気持ちになっていたり、強いコンプレックスを感じていたりする場合もあります。

精神的につらい気持ちになっている中で、一番味方でいてほしいはずの家族から責められてしまうと、子どもは自分の居場所がないように感じてしまうものです。とはいえ、保護者も心を持つ人間です。なかなか勉強に着手しない子どもを見ていると、ネガティブな感情を抱くこともありますよね。

そのような場合でも強い言葉はできるだけグッと堪えて、子どもの心に寄り添う姿勢を見せましょう。主体性のある学習のためには、子ども自身の自己肯定感や家族間の信頼関係が何より大切です。

子どもの心の状態を無視したり、勉強してもらうこと自体が最優先事項になったりしないよう、十分注意するようにしましょう。時には、保護者と子どもでゆっくりとコミュニケーションをとる時間も必要です。

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今回は、子どもが家で勉強できない理由や、家で勉強できない子どもへの対処法をご紹介しました。家での勉強を習慣化させると、子どもだけではなく見守る保護者のストレスも軽減されます。怒鳴ったり叱ったりするのではなく、子ども自身にメリットを感じてもらうことが大切です。

子どもが能動的に勉強に取り組むためには、勉強自体に楽しさを見出す必要があります。そこでお勧めしたい習い事が、プログラミングです。プログラミングでは目標設定や達成のサイクルの中で、勉強に必要な能力を楽しく養えます。

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