【この記事の目次】
子どものやりたいことを見つけるために、保護者ができる5つのこと
ここでは、子どものやりたいことを見つけるために保護者ができることを5つご紹介します。自分の夢や目標を決めるのは、あくまで自分です。保護者ができることは子どもの道を見つけることではなく、子どもが自分で道を見つけるための手助けです。子どもの状態に寄り添いながら、自然に手を伸ばせる関係性を目指しましょう。
子どもの感性やクリエイティブを肯定的に捉える
子どものやりたいことを見つけるためには、子どもの感性やクリエイティブを肯定的に捉えてみてください。夢や目標を見つけるためにまず重要な要素は、自己肯定感です。自分を信じられる心の土台があるからこそ、物事に対して臆病にならずに挑戦できる精神が養われます。
クリエイティブは自己表現であり、賞賛や評価は人間性の肯定にもつながります。保護者の価値観や感性を押し付けずに、ありのままの子どもの感情や思想を肯定的に捉えましょう。
一次体験の機会を提供する
子どもがやりたいことを見つけるためには、多くの一次体験が必要です。自分のやりたいことを見つけようとしても、経験や知識がなければイメージが広がりません。海を知らない子どもが「ダイバーになりたい」とは思えませんよね。
まずは体験を通して、世の中には無数の情報や職業があることを感じてもらいましょう。子どもは数々の体験の中から、少しずつ自分らしさを確立し、興味が持てることを厳選していきます。比較対象となる体験が多いほど、より明確にやりたいことをイメージできるでしょう。
保護者自身が「やりたいことをやっている大人」のモデルになる
子どもにとって、最も身近なお手本になる人物は保護者です。子どもがやりたいことを見つけるためには、保護者自身がロールモデルになりましょう。やりたいことをやりながら人生を謳歌している姿を見せることで、子どもは自然と「やりたいことをやっていいんだ」「やりたいことをやるからこそ人生は楽しいんだ」と思うようになります。
とはいえ、子どもを後回しにしてやりたいことを優先していては、信頼関係は築けません。やりたいことを楽しむためには、日頃から本音を言い合える関係性の構築が大切です。まずは子どもの前で愚痴を言わず、自分の「好き」を大切にしている姿を見せることから始めましょう。
子どもの自己肯定感を高める
子どもの自己肯定感を高めるためにはさまざまなコツがあります。まずは、否定から入らないことを心がけてください。子どもの意見に対しては肯定的な受け答えを前提とし、感性や思想を否定せず、よりプラスにつなげるように声かけしましょう。
小さく低い目標から提案し、多くの成功体験を積み重ねることが大切です。子ども自身に「自分は頑張ればできる」「自分は愛されている」と自発的に認識してもらうことを心がけ、適切な賞賛を与えましょう。褒める際は具体性を持ち、明確に言語化されたアドバイスを添えてください。
できない理由ではなく、課題を乗り越えるための方法を提示する
失敗や挫折がなければ、人間は成長できません。しかし失敗ばかりの人生では自己肯定感が下がり、やりたいことを見つけられませんよね。子どもが課題に直面しているときは、できない理由ではなく乗り越えるための方法を提示しましょう。
ただし子どものやり方自体を否定するのではなく「お母さん(お父さん)だったらこういう方法を試してみるかも」「もっとうまくいく方法、一緒に調べてみる?」のように、子どもの視野を広げ成長につながるような声かけが大切です。
子どものペースを大切に。急かさずゆっくり見つけていこう
ここまで、子どもがやりたいことを見つけるためのヒントをご紹介しました。しかし今社会に生きている大人の中で、やりたいことを明確に言語化できる人はどれほど多くいるでしょうか。そして、やりたいことがない人は不幸といえるのでしょうか。
決して、そんなことはありませんよね。多様性が尊重される世の中では「やりたいことがない=カッコ悪い」のように扱われる場合もありますが、自分の幸せの定義を自分で見つけることが何より大切です。特にやりたいことがわからないまま年齢を重ねても、本人が幸せや穏やかさを感じていれば何の問題もありません。
もちろん、やりたいことは充実した人生を歩むためのモチベーションになります。しかし、子どもにやりたいことを無理やり考えさせる必要はないのです。基本的には子どものペースや個性を何よりも尊重しつつ、急かさずに見守ることを心がけてくださいね。
知的好奇心を刺激する習いごとなら『Wonder Code』
今回は、子どもがやりたいことを見つけるためのヒントをご紹介しました。
やりたいことを見つけると学校の勉強にも身が入りやすくなり、目的意識を持った学習をかなえられます。保護者としては、勉強自体に知的好奇心を感じてもらえると安心ですよね。子どもが率先して学習に取り組めるようになると、本人の学習に対するストレスも軽減されます。
「子どもには、楽しく学ぶ習慣を身につけてもらいたい」と思っている人におすすめの習いごとが、Wonder Codeです。
Wonder Codeでは、ロボットやプログラミングを通じて知的好奇心を刺激する学習を取り入れています。プログラミングで身につくスキルは、将来的に子どものやりたいことができたときに幅広く活用できるものばかりです。
ぜひこの機会に、無料体験教室や資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。