子どもが自信を持つために…保護者ができる6つのこと

ここでは、子どもが自信を持つために保護者ができることをご紹介します。自信は勝手に生まれてくるものではないため、生活環境や家庭環境が重要です。子どもが自信を持てるようなコミュニケーションを心がけ、自己肯定感を引き出していきましょう。

子どもを型にはめ込まない・理想を押し付けない

子どもが自信を持つためには、決められた型にはめ込まないように注意しましょう。子どもには、一人ひとり生まれ持った個性があります。自信を感じるためには、ありのままの特性や感情を肯定してもらうことが大切です。

まずは子どものなかで自然と生まれる思想や感情を尊重し、自分との違いを認めます。生まれ持った個性は、誰かから否定されるものでも、無理矢理変えられるものでもありません。たとえ保護者と違う考え方を持っていても、否定しないよう心がけましょう。

子どもの努力を軽視せず、尊重する

子どもの努力を軽視せず、尊重することで自信につながります。結果だけを重要視するのではなく、努力のプロセスに注目して評価しましょう。たとえばテストで思ったような結果が出せなかった場合でも「毎日ちゃんと頑張っていたよね」「苦手なのに努力できて偉い」などの言葉をかけてください。

反対に「やり方が間違っていたんじゃない?」「頑張ったって結果が出せなければ意味がないよ」などの言葉は避けましょう。子どもの頑張りに寄り添ったうえで、結果を引き出すような具体的なアドバイスをすることが大切です。

否定から入らず、肯定を前提としたコミュニケーションをとる

子どもに自信を持ってもらうためには、肯定的なコミュニケーションを心がけましょう。子どもの意見に対して「でもそれは〇〇ってことでしょ」「ダメだよ」「間違ってるよ」などの言葉ばかりかけていると自信がどんどん失われてしまいます。

自信は、自分を肯定する心から生まれやすいものです。そして、肯定感は他者からの評価や経験によって養われます。自信をつけるためには「自分は正しい」と心から思える状態が大切なのです。子どもにとってもっとも身近な存在である家族と肯定的なコミュニケーションがとれることで、少しずつ自信が育まれていくでしょう。

子どもの意見を最後まで聞く

子どもの自信を養うためには、子どもの意見を最後まで聞く習慣を持ちましょう。子どもが自信を感じるために重要な要素のひとつが、保護者との健全なコミュニケーションです。「自分は親に愛されている」「親はちゃんと自分のことを見てくれている」と思える心の状態が、自信へとつながります。

子どもの話を途中で遮らないように心がけながら、ゆっくりでも最後まで話してもらえる関係性を築きましょう。特に自分の気持ちを言葉にすることが苦手な子どもにとっては、保護者が急かさずに最後まで聞いてくれた時間は記憶に残り、自信の糧になります。

強い言葉や態度を使わないように心がける

自信のある子どもに育てるためには、強い言葉や態度を使わないよう心がけることが大切です。保護者からの攻撃的な言葉や皮肉めいた言動は、無条件に子どもの自信を喪失させます。特に保護者の心に余裕がないときには、意識的に言葉を選ぶようにしましょう。

言葉自体に強さはなくても、声の大きさやニュアンスで攻撃性を含んでしまう可能性も。子どもの自信を養うためには、保護者自身にも心のゆとりが必要なのです。ときには子どもを自由に行動させ、心身のリソースを確保することも重要といえるでしょう。

目で見てわかりやすい目標設定を与える

子どもの自信を育成するためには、目で見てわかりやすい目標設定が効果的です。たとえば「〇月までにドリルを△ページまでやる」や「テストで〇点以上をとる」などが挙げられます。明確に提示された目標は子どものモチベーションを上げ、達成時に自信を獲得しやすくなります。

ただし、高すぎる目標は自信喪失の原因になってしまうケースも。大きな目標の間に小さな目標を複数設定し、コンスタントに成功体験と自信が得られるようにサポートしていきましょう。

自信は気合いだけでは生まれない。子どもの心の状態を尊重しよう

子どもが自信を持つためには、心の状態が重要です。たとえば家庭でどれだけ肯定的なコミュニケーションをとった場合でも、学校の人間関係が悪ければ自信は損なわれていきます。「ありのままで生きてもいい」と言われても、ありのままの人間性を否定されるような毎日では、自信は失われていくばかりです。

ポジティブな声掛けをするだけではなく、子どもの心の状態を尊重することを心がけてください。特に、闇雲な「頑張れ!」や「自信を持って!」「君ならできる!」などの言葉は、子どもの心をさらに追い詰める結果になるケースも。なぜ子どもが自信を持てていないのか、根本的な原因を考えながら適切な対応をとっていきましょう。

学習を自信につなげる習い事なら『Wonder Code』

今回は、自信の意味や子どもの自信をつけるための方法をご紹介しました。自信は目に見えず曖昧なものだからこそ、小さなきっかけで喪失してしまうこともあります。何気ないひと言が子どもの自信を損ねることがないように、ポジティブなコミュニケーションを心がけてくださいね。

子どもの自信をつけるためには、達成感や充実感を得ることが大切です。子ども自身が自分の力で物事をやり遂げると、自信や自己肯定感が生まれます。自信を育む習い事として注目されているのが、プログラミングです。

プログラミングでは子どもが自ら目標を設定し、プロセスを考えて実行する過程を繰り返します。失敗・改善・成功を何度も経験するなかで、楽しく自信が積み上げられていくでしょう。

Wonder Codeでは授業にロボットを取り入れており、楽しくプログラミングが学べるメソッドを体験できます。「子どもに自信をつけてもらいたい」と思っている人は、ぜひこの機会に無料体験教室や資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。